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「家族ゲーム」を読んでみた
2013 / 03 / 15 ( Fri )
翔くんの新ドラマ「家族ゲーム」が発表されてすぐに買った原作本。
読んだら感想あげます、とか書いておきながら随分経ってしまいましたm(_ _)m

買ってすぐに読んだんですけどねー…
感想書くのがね…私、読書感想文、苦手だったので(そういう問題!?)


気を取り直して、、、

文庫本としてはページ数が少ない方だと思います。
プラチナデータの半分以下です。
なので一日で読んでしまいました
(なおさら感想早くあげとけよって話ですが)


とりあえず読んでみてすぐに思ったことは、
  ・・・翔くん大丈夫かな

そして時間が経った今思うことは、
  翔くん、意外とやってくれるかも

なんだこの変わり様・・・
家族ゲームが発表されたとき、イチ先生仕様の翔くんだったのもあって全くイメージがつながらなかったのですが、ここ最近のイケメン翔くんならイケる!と思ったのです。
結局見た目の問題かいっ!!ってことになるのですが、実は原作に沿ったビジュアルだと正直微妙です。
だからまた変わるのではとZEROの度に散々余計な心配をしていました。
(余計な心配で終わって良かったです)

2013年版家族ゲームは、原作とはかなりストーリーも違うようですし、取り上げる問題も違うと思います。
リメイクという以上、比べられるのは仕方のないことでしょうけど、翔くんオリジナルの吉本というキャラを作ってくれると思っています。
翔くん頑張れ!!



私は以前のドラマや映画は知らないので、純粋に原作を読んでの感想を書いてみました
簡単なあらすじも載せてますしなかなかの長文ですので、見てもいいかな、という方のみ続きからどうぞ!↓



****************


以下、原作の感想です。

30年近く前に出版された本(初版は1984年)で、時代背景はその当時ということになるんでしょう。
あらすじを簡単にまとめると・・・

++++++++++++++++
舞台は、とある団地に住む4人家族の部屋。住んでいるのは、出来のいい兄と、いじめられっ子で出来損ないの弟、それからその両親。
出来損ないの弟は来年高校受験を控えていて、学力をなんとかしたい、と両親は家庭教師をつけるのだが、どの家庭教師にもどうにも出来ない。
そこへ新しくやってくる家庭教師が吉本(翔くん役)という大学生。行っている大学は三流でしかも7年行っているという、決して出来の良い大学生というわけではなさそう。(なぜそんな人に家庭教師を頼むんだ、という疑問も湧くけどそこはスルーしましょうw)
ちなみに原作で描かれている容姿は、張った頬骨と肩幅。髪は、母親がアフロヘヤーかと聞くほどの天パ。(ね、原作通りにはなって欲しくないでしょ)

で、この吉本という家庭教師が出来損ないの弟に勉強を教えていくわけですが、、、実際に勉強を「教える」という場面はなかったように思います。ただひたすらに教科書を覚えろとだけ言うと横になってしまう吉本に対して、すぐに母親のいる台所へ逃げる弟。吉本は力ずくで部屋に引きずり戻し、時には母親が心配するほどの暴力もふるって机に向かわせます。
こんな調子で成績など上がるのかと兄も心配しますが、吉本が家庭教師に来てから弟の成績は少しずつ上がっていきます。
そして弟は一つ上の高校へと志望校を変え見事合格します。ただし志望校の変更は自分ではできず、吉本が弟と母親と先生の間に入ることになるのですが。
弟が高校受験に受かったことで吉本はお役御免となるわけですが、このままハッピーエンドではありません。
弟はせっかく入った高校で、小学校からいじめられている近所の子に暴行を受けたことをきっかけに、再び自分の殻に閉じこもるようになり不登校に。
さらに、弟の成績が上がっていったのとは反対に出来が良かったはずの兄の成績は下がっていき、最後はこちらも不登校に。
兄には、学校へ行け。お前が行かないから弟も真似するんだ、とどなる父。
弟は、父親に高校へ行かないなら働けと言われ、もう一つ上の高校へ進学するから留年すると言い出す始末。
弟は高校浪人。兄は不登校。
なんで誰も私の言うこと聞いてくれないの、と泣く母。
++++++++++++++++++++



・・・正直、後味の悪いお話しでした。

受験戦争、学歴偏重主義、いじめ問題、核家族化、、、
当時の時代背景はよく分からないのですが、こういった問題が過熱していった時期なのかなぁと。

ちなみにお話は全て兄の目線で書かれています。

出来のいい兄は、実は母親の言うことを良く聞く“いい子”を演じていただけでした。
いい子でいれば弟よりも何かと優遇されるし褒めてもらえる。これは私もそうですが、弟や妹のいる長男長女なら誰しもが気付いていることなんですよね。
けれど、兄ですら何を考えているか分からず弱虫な弟の成績が上がっていくと、それまで兄だけの特権だったものがそうでなくなっていく・・・今まで積み上げてきたものが崩れていくのを兄は敏感に感じていきます。
ましてや吉本の教え方は尋常ではありません。暴力や圧力で弟の逃げ道を封じ押さえつけることがほとんどなのです。
けれど、吉本の言うことには意外と説得力があります。だからハッとさせられます。
「そんなことすると、彼がよけい自分のことをしなくなるんですよ」
「どうしてそんなことくらい自分でしないんだ、自分のことだろう!」
「理由はなんだい、それじゃ親が納得しないよ。行ってごらん、もしそれが正論なら親を説得してやるから」


問題は弟ではなく、両親にあるのです。
弟は、いつも自分を庇って先回りして世話を焼いてくれる母親のせいで、自分のことを自分では決断出来ない、という問題をかかえています。
母親は弟の代わりに謝罪はしますが、弟のことを信じて戦うことはしません。
真実よりも体裁が大事なのです。
だから弟はますます自分の意見も言えず、自分から行動も起こせなくなる。
母親が成績を上げて欲しいと思っているから勉強する。
母親は自分が逃げればかくまってくれる。
母親は自分に代わって何でも決めてくれる。

父親は典型的な仕事人間です。
男は外で働くものだ。家のことは女に任せるものだ。
成績が悪い?それなら誰かに教えてもらえばいいじゃないか。
と、自分では直接子どもに向き合おうとはしない。
いい高校へ行き、いい大学へ行け。それだけです。


吉本が父親に言った言葉で、とても印象に残ったものがあります。
弟のことを「どうしようもねえ、馬鹿だろう。間抜けでしょうがねえだろう」と言った父に対して、
「あんまりそんなこと言わないで下さい。とくに本人の前では。それに、学校の勉強なんて、頭の良し悪しとは無関係ですから」
と吉本は言います。
ところがこの父親、いざ弟の成績が上がると手のひらを返したように弟のことを褒めるのです。兄の前で。父親は結局、学校の成績でしか子どもを評価しなかったのです。


祖父母が同居していた拡大家族では、父親は仕事人間でも良かったのかもしれない。
父親が家にいなくても、子供をみてくれる祖父母がいる。ちょっとした変化に気付いてくれる近所の人がいる。地域で子育てなんて今でもよく話題に上りますが、まさにそういう時代は良かった。
けれどこの家族が住んでいる団地なんて、たくさんの人は住んでいるけどご近所さまという付き合いはきっとそれほどない。
父と母との狭い社会の中では、子どもが使える考え方の物差しが、あまりに小さい。
父と母の教えを正しいと信じて従うか、背いて心を閉ざすか、それしか子どもも方法を知らない。


一方の吉本は、大学留年していますが、それにはそれなりの理由があります。
世界中を旅していて、いろいろな国の考え方や物事の見方を知っています。
悪い言い方かもしれませんが、自分の好きなように生きているのです。
兄弟とは逆です。
これに兄は衝撃を受けた。
今まで親の思う通りに動いてきた(それが自分の役割であり特権だと思っていた)兄は、自分の意思を持ち始めることで自分の殻に閉じこもっていきます。
同級生のイジメによって自分の殻に閉じこもった弟は、吉本によって変わったかに見えましたが、環境(親)が変わらない限りすぐに元通りです。

吉本が来たことで、この家族は変わりました。
父は吉本のおかげで弟の成績が上がったと喜びました。
あくまで学校の成績という表面的な部分でしか兄弟を見ていませんので、方法はどうでもいいのです。
母は成績が上がったと喜ぶ父を見て、吉本に従うことが賢明だと思いました。
本来、両親が子どもにかけるべき言葉を、吉本が代わりにたくさん言いました。
けれど父と母の本質が変わったわけではない。
だから吉本がいなくなれば元通りになりました。


家族そのものが変わったのではなく、吉本が父親母親ときには友人や兄弟になり、その全部の役割を担っていただけ。
まさに家族ゲームをしていただけなのでした。




・・・というのが私の見解です。
読み終わってすぐは「家族ゲーム」というタイトルにたどり着かなかったのですが、こうして書き進めているうちに見えてきました!
あくまで私の考え。読む人によって感想が違うのは当然です。
そして、ドラマは現代の設定でお話が作られるでしょうから、提起する問題も多少違うと思います。
でも親の務めという意味では、私にとってかなり深い問題を突き付けられそうな気がします。


長文、お読みいただきありがとうございましたm(__)m




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